当院で受けられる検査
について
当院で受けられる検査
当院では、患者さんのご希望やお体の状態に合わせて各種検査を実施してまいります。
検査は、体の異変をいち早く見つけ、より適切な治療に繋げていくために欠かせないものです。
大きな違和感がなくても「なんだか調子が良くない」と思うことがありましたら、気軽に検査を受けにお越しください。
内視鏡検査(胃カメラ)
胃カメラ検査では、食道や胃、十二指腸に病気がないかの確認を行います。
患者さんに負担の少ない新しい形の内視鏡機器を揃えておりますので、初めて胃カメラを受けるという方もお気軽にお越しください。
こんな症状があったら
ご相談ください
- 胃が痛い
- 胃もたれが続いている
- 食欲がない
- 体重が減少している
- 吐き気がする
など「胃の調子が良くない」と感じることがあったら胃カメラ検査がおすすめです。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
大腸カメラは主に大腸と小腸の一部を検査するものです。
胃カメラ同様に、患者さんにとってストレスがない治療環境での検査を提供いたします。
大腸カメラ検査は全て個室で処置を行いますので、女性の方も気兼ねなくご利用いただけます。
こんな症状があったら
ご相談ください
- 下痢
- 便秘などの排便異常が続いている
- おなかが痛い
- 便に血が混じっていることがある
など、おなかの調子が良くない、便の様子がおかしいという場合にはぜひ早めに検査を受けてみることをおすすめします。
レントゲン
レントゲン検査は、がんの有無や形、大きさを調べたり、臓器の状態や骨の状態を調べたりする際に行います。
撮影した画像はすぐに確認することができるため、多くのクリニックで初期の検査として行われています。
レントゲン検査で分かること
- 臓器の大きさ(肥大していないか)
- 肺に水が溜まっていないか
- がんなどの腫瘍がないか
- 便の溜まり具合や腸管内のガスの状況
など
レントゲン検査の注意点
レントゲン検査を行う際には、金属やボタンのある衣服は控えるようにしましょう。
装飾や金属類があるとレントゲン画像に影が映り込む場合があります。
採血(血液検査)
血液からは、体のあらゆる情報を得ることができます。
採血はクリニックで行う最もメジャーな検査方法で、多くの方が経験されたことがあるでしょう。
採血で分かること
- 肝機能や腎機能の状態
- コレステロール値、血糖値など動脈硬化性疾患のリスク
- 各種ホルモン異常
- なんらかの感染症、炎症性疾患
- 貧血の有無
など
採血時の注意点
緊張や不安が強い方は、血管迷走神経反応を引き起こす可能性があります。
採血の前後に血圧が急激に低下して血の気が引いたり冷や汗が出たり、めまいや頭痛、失神を起こす方もいらっしゃいます。
過去に注射で具合が悪くなったことがある方は事前にご相談ください。
検尿
採取した尿に含まれる成分を調べることで、腎臓疾患や感染症の有無を確認することができます。
採血と同様に多くのクリニックが初期の段階で行う検査方法の一つで、健康診断でも実施されています。
検尿で分かること
- 腎臓の病気
- 糖尿病の有無
- 尿管、尿道の感染症
など
検尿時の注意点
お薬やサプリメント、栄養ドリンクなどが尿の成分に影響を与えることがあります。
検査を行う前は激しい運動や飲酒、高カロリーな食事も控えるようにしましょう。
女性の患者さんで月経中に検尿を行った場合、尿に血液が混入したり尿蛋白の数値が上がったりすることがあります。
心電図
心電図検査は、両手両足と胸に電極を着けて、心臓が発する電気を記録する検査です。
一般的な健康診断でも行われているため、受けたことがある方も多いでしょう。
電気を流すような検査ではないため、痛みや刺激は一切ありません。
心電図検査で分かること
- 不整脈
- 心筋梗塞
- 狭心症発作
など
心電図検査の種類
心電図検査には、2~3分の計測で終わるものから24時間計測のホルター心電図、決められた速度で階段昇降をした後に20分ほどをかけて行うマスター負荷試験、歩きながら心電図と血圧を記録するトレッドミル負荷試験などがあります。