診療内容に応じて変動がありますが、基本の費用は以下の通りです。

大腸カメラ検査は、ポリープやがんの早期発見、炎症性腸疾患の診断など、さまざまな用途で行われます。
50歳以上になられる方は、ぜひ年に一度の検査をおすすめします。

便の中に血液が混じる病気は、大腸がんや炎症性腸疾患、痔などの可能性があります。
中には痛みなどの自覚症状がないまま進行してしまう病気もありますので、必ず大腸カメラで詳しく調べて出血の原因を明らかにし、適切な処置を受けるようにしましょう。

従来の胃カメラや大腸カメラは、患者さんにとって負担が大きかったと思います。

現在は極細のスコープを用いたり、鎮静剤や麻酔を使用したり、鼻から通すタイプの胃カメラが主流となったり、さまざまな進歩を遂げました。
「昔検査を受けた時に辛かった」「経験は無いけれど辛いと聞いてなかなか受ける勇気が出ない」という方も、ぜひ当院で一度検査を受けてみませんか？

他の検査に比べて大腸カメラは少し抵抗を覚える方も多いと思います。

当院は、女性の方でも気兼ねなく検査を受けていただけるように。全て完全個室で完結できる環境を整えました。
前処置からリカバリーまでプライバシーに配慮したお部屋で過ごしていただけます。

大腸カメラで検査をしていると、稀に大腸ポリープが見つかることがあります。

ポリープ自体は良性の腫瘍なので恐ろしいものではありませんが、放置しておくと大腸がんへ変化してしまう可能性があるため切除手術を行う必要があります。
当院では検査中にポリープが見つかったら、同時に切除手術を行います。

各検査によって前準備がありますが、検査時間自体はそれほど長くありませんのでご安心ください。
胃カメラ検査は10分程度、大腸カメラも15分程で終わることがほとんどです。

検査で鎮静剤を使用した場合、リカバリールームで休息を取っていただく必要があります。
麻酔や鎮静剤を使うとふらつきなどの症状が残りやすくなるため、なるべくご自身での運転やハードな運動は控え、安静に過ごせるようにしてください。

大腸カメラの検査前日は、下剤を使用してある程度排便を促しておきます。
前日の食事は検査食にしておくことでスムーズに検査を受けていただけます。

当日は、前処置専用の個室で腸管洗浄液を使用して2～3時間かけて体内の便を排出します。
前処置室は完全個室で専用のトイレもございますので、周囲を気にせずリラックスして準備を行っていただけます。

通常通りの入浴は可能ですが、長時間の入浴や水泳など体に負担がかかったり腹圧がかかったりすることは避けてください。