コラム

女性の胃痛が続くのはなぜ?原因と受診の目安を解説

女性の胃痛が続くと、生理やストレスの影響かもと思いながらも、不安が残りやすいものです。この記事では、考えられる原因と病気、受診の目安をわかりやすく解説します。

胃痛とはどんな症状?

お腹をおさえる女性

胃痛とは、みぞおち周辺が「キリキリ」「しくしく」痛む、重く感じるなど、胃のあたりに不快感や痛みが出る状態を指します。痛むタイミング(空腹時・食後・夜間)や、痛みの強さ・続く期間によって原因の手がかりが変わります。なお胃もたれは「胃が重い・消化が遅い感じ」が中心で、胃痛は「痛み」が主役という違いがあります。

 

 

 

女性に多い胃痛の原因

女性の胃痛は、ホルモンやストレスの影響、胃の不調などが関係することが多く、まずは原因の方向性を整理することが大切です。

ホルモン変動(生理前後・PMS)

生理前後はホルモンの変化で自律神経が揺らぎやすく、胃酸の分泌や胃の動きが乱れて胃痛につながることがあります。「生理前だけ痛む」「周期的に繰り返す」場合は、ホルモン変動の影響が疑われます。

ストレス・自律神経の乱れによるもの

ストレスが続くと自律神経が乱れ、胃の働き(動きや血流)が落ちて痛みや不快感が出やすくなります。検査で大きな異常が見つからなくても、胃痛が続いたり波があったりすることもあります。

胃炎など胃のトラブル

食生活の乱れ、飲酒、刺激物、薬(痛み止めなど)をきっかけに胃の粘膜が荒れると、胃炎として胃痛が出ることがあります。キリキリした痛みや食後の痛みが続くときは、胃の炎症が背景にある可能性があります。

 

胃痛から考えられる病気

考えている看護師

胃痛が続く背景には、放っておくと悪化しやすい病気が隠れていることもあるため、早めに原因を切り分けることが大切です。

 

 

 

 

急性胃炎・慢性胃炎

食生活の乱れやストレス、薬(痛み止めなど)の影響で胃の粘膜に炎症が起き、みぞおちのキリキリした痛み、ムカムカ、食後の不快感が出ることがあります。急性胃炎は「急に強く痛む」「吐き気を伴う」などはっきり症状が出やすく、慢性胃炎は「なんとなく痛い」「調子が悪い日が続く」といった形で長引くこともあります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃や十二指腸の粘膜が深く傷ついた状態で、強い胃痛が続いたり、痛みが波のようにぶり返したりします。空腹時や夜間に痛みが強くなることもあり、食事で一時的に楽になる場合もあれば、逆に食後に痛む場合もあります。進行すると出血につながり、黒い便(タール便)や貧血、ふらつきが出ることがあるため注意が必要です。

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃酸や胃の内容物が食道へ逆流し、食道の粘膜に炎症が起きる病気です。胸やけ、みぞおちの痛み、酸っぱいものが上がってくる感じ、のどの違和感などが出やすく、食後や横になったときに悪化しがちです。症状が続くと炎症が慢性化して、咳や声のかすれなど日常生活に影響することもあります。

機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアとは、胃カメラなどの検査で潰瘍やがんなどの明らかな異常が見つからないのに、胃痛や胃の不快感が続く状態を指します。命に関わる病気そのものではないことが多い一方で、症状が長引くと食事量が減ったり睡眠が乱れたりして、日常生活の質が大きく下がることがあります。

 

胃痛が続くときの受診の判断基準

胃痛が続くときは、症状の強さや続く期間、ほかの症状の有無で「様子見」と「受診」の目安を分けて考えましょう。

様子見でよい症状

以下のような症状の場合は、まず胃を休ませながら短期間の様子見でもよいことがあります。
・痛みが軽く、落ち着いてきている
・食べ過ぎ・飲酒・寝不足など心当たりがある
・吐き気や発熱がなく、普段通り過ごせる
・水分が取れていて、食事量を減らすと楽になる
・黒い便や血便がない

受診した方がよい胃痛の目安

以下のような症状の場合は、早めに受診し、原因を確認しましょう。
・1週間前後胃痛が続く、または繰り返す
・痛みが強い/悪化している/夜に目が覚める
・食欲低下や体重減少がある
・吐き気・嘔吐、胸やけが続く
・市販薬で改善しない/やめると再発する
・黒い便、吐血のような症状がある

 

当院で行う胃カメラ検査について

カウンセリングの様子

胃痛が続く原因をはっきりさせるために、当院では胃カメラ検査で食道・胃・十二指腸を確認します。

 

 

 

 

胃カメラ検査で分かること

胃カメラ検査では、食道から胃、十二指腸までを直接確認し、炎症や潰瘍、出血の有無などを丁寧に調べます。胃痛の原因をはっきりさせることで、必要な治療や日常生活で気をつけるポイントも具体的にお伝えできます。当院では上部消化管の診療経験を活かし、できるだけつらさが少なくなるよう配慮しながら検査を進めています。

経鼻内視鏡と経口内視鏡の違い

胃カメラには、鼻から入れる経鼻内視鏡と、口から入れる経口内視鏡があります。
経鼻内視鏡は舌の付け根に触れにくいため、嘔吐反射が強い方でも受けやすいのが特徴です。検査中に会話もしやすく、気分が悪くなったときなども伝えやすいメリットがあります。一方、経口内視鏡はカメラの選択肢が広く、画像がより鮮明に見えたり、検査がスムーズに進むことがあります。

当院では、症状や体質、過去の検査経験を伺ったうえで、負担が少なく、必要な観察がしっかりできる方法をご提案します。

 

女性の胃痛の対処法

胃痛が続くときは、まず胃に負担をかけない過ごし方に切り替えることが大切です。

胃にやさしい食事を心がける

胃が痛むときは、消化のよいものを少量ずつ、温かい状態でとるのが基本です。脂っこい料理や辛いもの、冷たい飲み物は胃への刺激になりやすいため控えましょう。無理に食べるより、まずは胃を休ませる意識が回復を早めます。

痛みを悪化させる行動を避ける

飲酒や喫煙、カフェインのとりすぎは胃酸を増やし、痛みを悪化させることがあります。食べ過ぎや早食い、夜遅い食事も胃に負担がかかりやすいため注意が必要です。「痛いのに我慢していつも通り」は長引く原因になりやすいので避けましょう。

ストレスと睡眠を整える

ストレスが続くと自律神経が乱れ、胃の動きが落ちて痛みが続くことがあります。睡眠不足も回復を妨げるため、できるだけ早めに休み、生活リズムを整えましょう。忙しい時期ほど、休息を優先することが胃の回復につながります。

 

熊本市で胃痛が続く方は「たむらふみお おなかと内科のクリニック」へ

胃痛はホルモン変動やストレス、胃炎などがきっかけで起こることもありますが、胃潰瘍など治療が必要な病気が隠れている場合もあります。痛みが続く・繰り返すときは、自己判断で長く様子を見るより、早めに原因を整理することが安心につながります。
当院では胃カメラ検査で食道・胃・十二指腸を直接確認し、炎症や潰瘍、出血の有無を丁寧に調べたうえで、お一人ひとりに合った治療をご説明します。

熊本市で胃痛が続く方は「たむらふみおおなかと内科のクリニック」へお気軽にご相談ください。

たむらふみおおなかと内科のクリニックの胃カメラについてはこちら

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