内視鏡内科
治療の特徴
「たむらふみお おなかと内科のクリニック」では、内視鏡検査を用いて患者さんの病気の早期発見・早期治療に貢献してまいります。
当院の内視鏡内科では、患者さんにとって負担の少ない内視鏡の活用、プライバシーに配慮したストレスの少ない環境づくりに取り組んできました。
内視鏡検査は、実際にカメラを体内へ送り込んでリアルタイムで体の中を確認できる方法です。
さまざまな病気の早期発見につながりますので、不調のある方や50代以降の方は定期的に検査を受けるようにしましょう。
こんな症状ありませんか?
- 胃もたれやムカつき、吐き気などの不快症状がある
- 吐血症状や下血(血便)症状があった
- 腹痛や胃痛など、体に痛みを感じることがある
- 体がだるい、重い、貧血気味など、不調が続いている
- 食欲不振、体重の減少
など
胃内視鏡検査
胃内視鏡検査とは、通称胃カメラ検査とも呼ばれています。
胃に内視鏡を挿入して食道から胃、十二指腸までの健康状態を調べていきます。
胃内視鏡検査を受けるタイミング
不調がある場合
おなかの調子が悪い、胸焼けや胃もたれがするなど、気になる症状がある方は早めに検査を行うことをおすすめします。
もちろん、そうした症状があるからといって必ずしも大きな病気とは限りません。
胃内視鏡検査では、一時的な不調もしっかり調べて必要な治療に繋げていきます。
健康診断などで指摘を受けた場合
定期検診などの結果が芳しくなかった方、精密検査を受けるように指示を受けた方は、ぜひ早めに検査を受けるようにしましょう。
多くの病気は、早めに見つけて治療を始めることが完治の鍵だと言われています。
検査結果について不安を抱くこともあると思いますので、一緒に考えていきましょう。
気になる不調や指摘がない場合
特に気になる症状が無く、健康診断でも指摘を受けていない方は、早急な検査を検討する必要はないかもしれません。
しかし50代以上の方、ご家族に胃がんや食道がん、ピロリ菌感染の既往があるという方は、定期的な検査で体の状態を知っておくようにしましょう。
胃内視鏡検査を受けるメリット
胃内視鏡検査では、胃炎や食道炎、胃潰瘍、がん、ピロリ菌感染など、さまざまな病気をいち早く発見することができます。
体の中の病気には、初期段階で自覚症状が出ないものも多くあり、自分が気づいた時には病気が進行していた…ということも少なくありません。
そうしたリスクを軽減して早い段階で治療を始めるという点において、胃内視鏡検査は大きなメリットがある方法です。
大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査は、大腸カメラとも言われる検査方法です。
肛門から専用の内視鏡を挿入して大腸や小腸の一部に病気がないかを調べます。
大腸内視鏡検査を受けるタイミング
不調がある場合
大腸の病気は、腹痛や血便、下痢・便秘といった症状が出やすい傾向があります。
がんやポリープの他にも潰瘍性大腸炎やクローン病など、腸疾患の診断にも大腸内視鏡検査が役立ちますので、気になる不調がある場合は早めにご相談ください。
便潜血検査などで陽性の指摘を受けた場合
健康診断で「便に血が混じっている」という指摘を受けた場合は、腸や臓器に何らかのトラブルが起こっている可能性があります。
詳しい状態を調べるためにも、ぜひ早めに大腸内視鏡検査を受けるようにしましょう。
特に不調や指摘がない場合
気になる症状がない場合でも、50代以上になったら数年に一度は検査をおすすめします。
大腸がんのリスクを軽減するには、内視鏡によるポリープ切除が欠かせません。
女性のための内視鏡検査
大腸内視鏡検査は、多くの方が少し抵抗感を覚えるかもしれません。
特に女性の患者さんは「プライバシーが気になる」「検査が恥ずかしい」などの理由からなかなか検査に踏み切れない方も多くいらっしゃいます。
当院では、そういった患者さんにも不安なく検査を受けていただけるように、トイレ付きの個室やプライバシーに配慮したリカバリールームをご用意いたしました。
検査を受けるかお悩みの方は、ぜひご相談ください。
痛みや不快感を取り除いた内視鏡検査
当クリニックの胃内視鏡検査は、鼻からカメラを挿入する「経鼻内視鏡」にも対応しています。
経鼻内視鏡は、従来の経口内視鏡よりも患者さんの負担が少なく、検査中にも会話ができるなどのメリットがあり、初めての方にもおすすめです。
大腸内視鏡検査に関しては、スライディングチューブという器具で腸を束ね、余分な空気を排出しながらカメラを通していきます。
そうすることで、挿入時の痛みや違和感を大きく軽減できると考えました。
また、患者さんの年齢や体重に応じて鎮静剤を用いることで、眠っているような状態のまま検査を受けていただくことが可能です。